捻挫
このようなお悩みはありませんか?
☑スポーツで足を捻ってしまった
☑病院でレントゲンを撮った方がいいのか、そのまま安静にしていればいいのか
☑どのくらい安静にしていればいいのか、どれくらいで競技に復帰できるのか
☑捻挫の痛みがなかなかとれない
☑予防する方法はあるのか
捻挫とは
捻挫とは、関節にかかる外からの力で非生理的運動が生じ、関節包(関節を包んでいる袋)や関節を支えている靭帯(骨と骨をつなぐ硬い組織)が損傷することです。
つまり、捻ったりして通常の関節の動く範囲を超えた際に靭帯、関節包という組織が損傷することです。
程度によって引き伸ばされた状態をI度、部分断裂をII度、完全断裂をIII度と分類されています。
ひどい場合は足が地面につけないことや、骨折を伴うこともあります。
損傷した組織を修復する際の防衛的反応として、赤くなったり、腫れたり、熱感を持ったりした後に痛みが現れることが多いです。
この反応は、組織を修復するために必要な過程になるため、管理することが重要となります。
受傷後、時間がどれだけ経過しているか、捻挫の程度によっても施術内容が変わります。
捻挫の原因について
関節が動く範囲(関節可動域)以上の動きとなった際に、捻挫が起こります。
アクシデントであるため、未然に防ぐことは困難な場合もあります。
当院では早期の回復を最優先に取り組みます。
併せて、そもそも関節可動域が正常より狭かったかどうかなど、なぜ捻挫してしまったのかについても評価、施術を行い、再発の予防まで取り組んでいます。
捻挫についてよくあるご質問
Q:歩けるけど痛い捻挫の場合は接骨院に通院するべきでしょうか?
A:痛みがある時点で、お身体にとって歩く行為が危険だと考えられます。
痛みをそのままにして歩いてしまうと、痛みを取り切れない原因にもなりますので、お早めに来院していただくことをおすすめします。
Q:捻挫は湿布でよくなりますか?
A:痛みの一時的な緩和には効果があるかもしれませんが、関節、組織の機能的な回復のためには、痛みの原因分析と適切な施術が大切です。
Q:捻挫はどれぐらいで改善されますか?
A:痛みの程度、生活環境によって変わりますので、まずは接骨院にご相談していただければと思います。
受傷直後で重度の捻挫の場合は、最低2週間の包帯等による固定を行います。
受傷から時間が経過している場合は、機能回復のため早期に運動を開始することで早期改善することもあります。
Q:病院で検査をした方がいいですか?
A:当院では、整形外科徒手テストや超音波画像診断機で症状を判断し、骨折を伴っている、重症度が高いなどと判断した場合は医科への受診をお願いしています。
Q:捻挫はクセになりますか?
A:捻挫によって組織自体が変性してしまうと(分かりやすく言うと生魚が干物になるイメージです)その部位の耐性が落ち、再発しやすくなることがあります。
運動前のウォーミングアップや捻挫しやすい部位にテーピングを巻くことをおすすめします。
また、再発しやすいかどうかは、捻挫をした際の処置が影響する場合もありますので、接骨院で適切な施術を受けるとよいかと思います。
当院での捻挫の施術について
捻挫で一番大事なことは”痛みがない=治った”ではないということです。
痛みは、電気による物理療法や圧刺激などでコントロールできるため、痛みがないからといってお身体の負傷部位が改善しているとは限らないからです。
そのため、当院では、負傷部位の評価を整形外科徒手テストや超音波画像診断機で行うことで、痛みの原因を明確にして、根本改善を目指して適切にアプローチしていきます。
当院の施術は、受傷からどれだけ時間が経過しているかによって変わります。
直後であれば、関節を安全な状態に戻したうえで微弱電流などの物理療法を行い患部の固定をします。
腫れ、赤くなっている、圧痛などの反応がある場合は、悪化を防ぐため、必ず固定を行います。
早期の復帰も重要ですが、競技、生活に影響が出ないようにしっかり回復させることを最優先にしています。
固定期間が長いことも回復に悪影響があるため、炎症期を過ぎたら、なるべく早期から体重をかけながら施術を行います。
適切なタイミングで施術を行うためにも、通院初期時は来院回数を増やしていただきます。
その後、回復に向け、微弱電流、ハイボルテージなどの物理療法(電気)や、関節や組織の動きを回復するための手技療法、機能回復のための運動療法をその都度評価、判断をして最も効果的だと考えられる施術を行います。
受傷後早期に施術を受ける方が回復の経過がよいので、お早めにご来院いただければと思います。